SurgiTel for dental

柴田 桃子 先生

サージテルで拡大すれば、
原因をサッと見つけ、
正確な診断をして、
最良の治療ができるんです!

柴田 桃子 先生

医療法人社団 PRECIOUS.SMILE MOMO DENTAL CLINIC(神奈川県)

EVK650(8倍)  High Intensity

「私、サージテルが本当に大好きなんです!」
こう語るのは、MOMO DENTAL CLINICの柴田桃子先生。
もし自分が患者さんだったら、高倍率のサージテルで見てもらわないと安心できない。
その価値を知ってからというもの、自院の歯科衛生士さんはもちろん身近な先生にも「つけないとかあり得ない」と伝えているそうです。

サージテルのルーペとライトがもたらす、最強のコンビネーション!

ある会合に出席したとき、サージテルのブースにピンクフレームが置いてあって。私、名前に「桃」が入っているんですね。「これカワイイ!」とひと目惚れでした。一瞬で目を奪われて、実際につけさせてもらって、すごい見えると感動して、でもどうしようと思って… …。すごく迷いましたが、しっかり見えるならと購入を決意。そのときは8倍にする勇気がなくて、7倍(EVK550)にしました。

サージテルはルーペも素晴らしいけれど、ライトがこれまたスゴイ。拡大して、さらにあのライトでしっかり見えるようにする。それがいいですよね。ライトがあるのとないのとでは、ぜんぜん違います。本当にクリアに見えるんです。窩洞やマージン、根管の中とかもはっきりと!

じつは、サージテルの前に他社の拡大鏡を使っていました。でも、ライトがついていなかったんです。しかも、メチャメチャ重い。視野も裸眼よりちょっといいかなくらいで、見たいところが見えませんでした。サージテルなら、ミラーテクニックで上顎7番の遠心もキレイに形成できます。歯科助手さんたちの高度なバキュームテクニックのおかげかもしれませんが(笑)。

見たいところがはっきり見えて、難しいところを正確に削れて、印象もきれいに取れる。やっぱりうれしいですよね。

「見えませんでした」
そんな無責任なことはできない

見えないものが見えたときってガッツポーズのひとつもしたくなりそうですが、私の場合は後悔が先にきます。裸眼のときはほとんど見えていなかったんだな、患者さんに申し訳ないことをしたなって。患者さんたちは治してほしくて来ているのに、「見えませんでした」では無責任すぎます。確信がない中で行き当たりばったりの治療をして、「これで様子をみましょう」となる。次回来院したときも「まだ痛い」ということで、「じゃあ今度はこれかな」みたいな……。そんなことをしていたら、患者さんの信頼を失ってしまいますよね。

私自身、以前は根治がちょっと苦手でした。上顎6番とか、終わった後に「痛い」と言われることがあって……。きれいに根充しているのに、なんでだろうと思いましたね。でもじつはもう1個、根っこがあった。サージテルを使うと、その隠れた穴が見える。神経の残骸や汚れの取り残しもなくせる。原因をサッと見つけ、正確な診断をして、一発で最良の治療ができるんです。それがわかっていて使わないのは、もはや罪ですよね。

昨日も「左上が痛む」と来院された初診の患者さんがいました。右下も何かが挟まっているような感じがすると。他の歯医者さんでも診てもらったらしいのですが、何もないと言われたとのことでした。サージテルで見てみると、やっぱりカリエスが! 詰め物が取れかけてカタカタしていたり、めくれ上がっている部分もありました。そういうのが、ちゃんと見えるんです。口腔内カメラで撮って見せてあげると、「あっ、ホントだ」と原因がわかって安心したようでした。それもこれもすべて、見えていないとできませんよね。

見えるためだけじゃない。大切なコミュニケーションツールに!

お子さんの治療でも、サージテルは非常に重要です。特に小さい子の場合、飽きて動いちゃったり、ちょっとしかお口を開けられなかったり……。できるだけ短時間で終わらせたいですよね。その中で歯肉を傷つけず、出血もさせることなく、本当にギリギリのところまでしっかりカリエスを取る。そして、CRをきれいに詰める。どう考えても、サージテルなしでは絶対に無理です。

出血させてしまうと、止めるためのお薬が必要になってきます。それがまた「苦い」となって治療時間がどんどん延びてしまうんです。見た目に血は止まっていてもジワジワ出てきて接着力が悪くなり、そこからまたカリエスになってしまうという悪循環にも。だからこそ、サージテルで速く正確に取れる意味と価値は大きいんです。

少し話は逸れますが、サージテルをかけた私へのお子さんの反応もおもしろくって(笑)。プロフェッショナルに見えるのか、「先生かっこいいね」と言ってくれたりします。床に当てたライトの光を踏んで遊ぶ子もいましたね。

なかでも感激したのは、サージテルを手づくりして歯医者さんごっこをしている女の子がいたこと。お母さんがこっそり教えてくれました。これがきっかけとなって将来、歯医者さんを目指してくれるかもしれませんよね。そう考えると、サージテルって見えるためだけの道具じゃない。極めて大切なコミュニケーションツールでもあるんです。

歯科医師と歯科衛生士が同じように見えていないのは不公平

「自分が7倍で見ているのに、歯科衛生士さんたちは裸眼でいいのだろうか?」
見えれば見えるほど、そう思うようになりました。7倍と裸眼では〝見える世界〞がまるっきり違う。その状態で歯石の取り残しを指摘したところで、「えっ、見えませんでした」で終わってしまいます。

でも、見えていない人に見ろと言ったって、できるわけがありません。どんなに目を凝らしても、見えないものは見えないんです。それじゃあ、あまりにもかわいそう。同じように見えていないのは不公平、そう思いました。だから7倍を彼女たちに使ってもらって、私は8倍に上げたんです。

今は歯科衛生士さんも全員、高倍率を使っています。おかげで、私が手を出さなくてもスケーリングやP処置などしっかりやってくれていますよ。一見きれいだけど、歯肉の中のほうに入っている歯石があるでしょ。あれもちょっとエアーをかけると、ライトが中まで届いて全部見えるんです。しっかり見えているからこそ、ピンポイントに器具を当てて痛みなくきれいに取ってあげられる。歯肉の状態がいいと型取りのクオリティも上がるし、すごくラクになりました。

最近はもう、歯科衛生士さんたちのレベルが上がって「私が見落としていることがあったら教えてね」とお願いするほどに。私がやったことを彼女たちが確認する。彼女たちがやったことを私が確認する。そうやってダブルチェックできるのも、みんなが同じ世界を見ているからです。

整形外科医もビックリ!手術の可能性もあった腰痛が消えた

そういえばもうひとつ、サージテルを使うようになって大きく変わったことがあります。裸眼だと見えないから、のぞき込むような姿勢になって腰や首にすごく負担がかかりますよね。じつは私も、ギックリ腰とヘルニアをやってしまって……。「手術しないといけない」と言われるほどのひどい状態で、ずっと病院通いしていたんです。痛すぎて毎日、痛み止めを飲んで診療していました。

それがビックリ! サージテルを使い始めてすぐにだいぶよくなって、気がついたら「治ったんじゃないの」と思うくらい普通に診療できていたんです。整形外科の先生も、さすがに驚いていました。間違いなく、サージテルで姿勢よく見られるようになったおかげでしょうね。

実際、歯科衛生士さんたちがつけている姿を見ても、背筋がピンとしてかっこいい。見えない中で腰を曲げて患者さんにくっつくような姿勢だと、必死感が伝わってきてよろしくないというか、プロっぽくないというか。今はみんな、凛として余裕が感じられます。歯医者の仕事って審美的なところもあるから、治療している姿が美しいことも重要だと思いますね。