「実践なき理論は無力」 技術なしに患者さんは救えない!
『サージテル』との出合いは研修医時代。デンタルショーでたまたま見かけて試してみたんです。そうしたら、見える世界がぜんぜん違って。「これは必要だ!」と即決でした。
研修医や若手のドクターに聞くと、「まわりが使っていない中で自分なんかが……」という人がけっこういます。でも、よく考えてほしいんです。あなたはまわりのためにサージテルを使うんですか? 患者さんのためでしょって!
上の先生の理解がないケースも見受けられますよね。「サージテルを使うのはまだ早い。手を動かせるようになってからだ」と。でも本来、手を動かすために〝見る力〟が必要なのではないでしょうか。
研修が終わってからの1年間で、よい治療を見るために50軒以上の歯科医院を見学させていただきました。その中で出合ったのが、「実践なき理論は無力である」という言葉。今でも好きな言葉です。知識だけでは患者さんは救えません。責任を持った歯科治療を行なうためには、知識に基づいた技術が不可欠です。
サージテルで見ることは、この技術の部分に大きく影響を与えます。というより、〝なくてはならないもの〟と考えています。